ゴースト

masterゴーストフォルダのファイルは以下の通り。

+-(myghost)
  +-ghost
    +-master
      +-descript.txt
      +-shiori.dll
      +-(saori).dll
      +-makoto.dll
      +-updates2.dau (旧仕様)
      +-updates.txt (旧仕様)
      +-*.ico
      +-*.cur
      +-thumbnail.png
descript.txt

ゴーストを識別するためのファイル。

これがないと本体に認識されない。

テキスト内の記載事項など詳細はリンク先を参照。

updates2.dau
updates.txt

更新情報が記載されたファイル。

この位置にあるのは旧仕様で、基本的にルート((myghost)直下)にのみあればよい。

詳しくはリンク先参照

shiori.dll

ゴーストのコア。ほぼ必須。

汎用SHIORIが多く出ているので通常はそれを使用する。

ベースウェア(SSPなど)から送信されてくるSHIORI Event補足説明)を受けて、ゴーストの動作指示であるさくらスクリプトを構築してベースウェアに返却する役割を果たす。

実際のトークの書き方など、ゴーストの中核部分の作り方は、SHIORIによって全く異なるので、各SHIORI側のドキュメントを参照。

(saori).dll

SHIORIの機能拡張モジュール。

基本的にはshiori.dllと同じ階層に置く。

ただしSHIORIから呼び出す際に相対パスを指定することもできる。

使用手順はSHIORI次第なので、SHIORI側のドキュメントを参照。

このファイルは省略可能。

makoto.dll

トランスレート用のDLL。

詳しくはリンク先参照。シェル側にも設置可能。

このファイルは省略可能。

*.ico

アイコンファイル。

32×32と16×16を使用することができる。

アイコン化した時やゴーストエクスプローラなどで表示される。

このファイルは省略可能。省略時はデフォルトアイコンが使用される。

*.cur

カーソルファイル。

ゴーストに乗ったカーソルが指定されたカーソルになる。

このファイルは省略可能。省略時は普段のカーソルのまま。

thumbnail.png

メニューツリーでゴーストの選択時に表示されるサムネイル。

使用可能な画像形式はpngもしくはjpg。

pngをpnrにリネームすると画像左上の1ドット(座標0,0)と同色が透過される。

このファイルは省略可能。

この他、「辞書」と呼ばれる文字列のリソースファイルなど、SHIORI(など)がdll外部にいくつかのファイルを備えることが一般的である(むしろゴースト製作者はそういったファイルを中心的に編集する場合も多い)。
そうしたものの詳細については、利用する各SHIORIのドキュメントを参照すること。